施工事例紹介
2010.07.29
一宮市 W邸
そと からはモダン。うち からは和風。
シーンの変化に心奪われる。

建物正面の北側の一室が和室のゲストルーム。そこの地窓を正面から隠して、なおかつ和室から坪庭としての景を楽しめる計画。施主様は自営業をされていて、ご自宅で事務所を構えています。お仕事柄、ご来客も多く、お客様の目を楽しませる工夫をして欲しいとのご要望でした。そこで門袖壁を地窓の正面に設置し、その壁面の裏側を坪庭の背景としました。外から建物を見る外観と、和室から眺める景色のギャップは面白さがあり、お客様にも好評とのことです。和室から眺める景色は、大事にしたいものです。

1.イロハモミジの葉。新緑の瑞々しい葉色や、晩秋の艶やかな紅葉を楽しみ、四季の移ろいを感じることができます。 2.坪庭の背景となる壁面には天然石をあしらって。荒削りの質感が空間を引き締めます。 3.和室地窓からの眺望。畳に座したときに、ふと目をやると、そこから見える坪庭。ゲストをもてなした時の心憎い演出です。 4.ファサードの全景。タイル貼りの門袖壁の裏が坪庭となってます。外からの外観はモダンテイストで、家の中に入ると和の風情を感じることができます。シーンの変化で遊び心の演出です。

5.タイル貼りの門袖壁。イタリア製のタイルは、色の深さが格別です。 6.立体的なネームプレート。平面的な門袖壁のアクセントとなってます。 7.門前全景。すりガラス調のポリカボネードの門扉が適度な軽さを与えてくれます。