水ハケ、悪いなー。
なんてお困りの方は多いはず。
とはいえ、敷地の土地柄の要素が大きいでしょうか。
地盤の土質が粘土層である、とか。
隣地に比べて低い位置にある、とか。
今回のお宅も、
お庭の水引きが悪いとお困りで。
今回、暗渠透水管を設置することに。
どーやら、土中の排水の悪さが原因に思います。
隣地の敷地が高く、
隣地に染みこんだ水が、施主様の地下を通ってる可能性があります。
新築時に施工した、土間コンクリートの下地砕石層を水が抜けてる可能性があります。
この場合、庭床面の表面的な対処で済まない場合が多いので、大がかりな工事となります。
案の定、
土間コンクリートの下の砕石層からジワジワと水が染みだします。
こんな晴天なのに、土はグチャグチャ。
水はけが悪いワケです。
もう、とにかく掘って。
地表から30~40㎝の土を掘って。
そして、運んで。
地獄の様相です。
で、こんな配管の登場。
穴の開いた配管を埋設。
で、砕石を入れて。
地中に、砕石層をつくって、水の抜けをよくします。
その砕石層に集まった水は、透水管を流れ、
建物の雨水管に接続され、U字溝に強制排水させるしくみ。
あとは、
この上に山砂を入れて、芝生を張る予定。
地味に大変なオシゴトのご紹介。