カテゴリー別アーカイブ: 庭を彩るプランツたち

クレマチスの誘引

近頃、

あたたかくなってきて。

ゆいさんちの、お庭の植物たちも、
生育旺盛で・・・・・・・・・・・。

 

クレマチスのツルを整理してあげました。

 

クレマチスの新芽は、
自分勝手に日光求めてグングン伸びていきます。

とにかく、
ツルを、アチラコチラに絡ませて、グングン伸びていきます。

そのツルが、ツル同士絡まったりして。

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もう、大変です。

 

そんな絡まったツルを、
解いてあげます。

 

新芽は、
本当にデリケートです。
赤ちゃんの肌のように、
指先に吸い付くような、粘り気のある潤いがあります。

ちょっと力を入れると、
壊れそうなぐらいの柔らかさです。

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だから、
手袋は不要です。

 

手袋してたら、
大事な新芽を傷つけちゃいますので・・・・・・・・・・。

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大事に大事に、
誘引します。

 

満開のお花が楽しみです。

 

 

 

ヤマザキ、春のタマまつり。

先日、
ホームページからのご依頼で、
東海市のお客様のご自宅に伺って。

お約束の時間に余裕があったので、
近くをブラブラと。

辺りは、畑が広がり、のどかで。

まだ寒さの残る、耕作前の畑には、
「ホトケノザ」や「ナズナ」、「オオイヌノフグリ」などの、
野の花が咲き乱れて、浅い春を感じずにはいられません。

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春の代表的な、野の花。
「オオイヌノフグリ」。

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コバルトブルーの愛らしい小花。

町の路傍でも花を咲かせ、
誰しも、一度は見たことあると思います。

「オオイヌノフグリ」。
もともと外来種で、在来種の「イヌノフグリ」の近縁種。
花が大きいから、「オオイヌノフグリ」なのだとか。

「イヌのフグリ」。
「犬のフグリ」。

フグリ。
いわゆる陰嚢。

つまり、
ひらたく言うと、
キン〇マ・・・・・・・・・・・・。

 

 

えっ!!!!?

そんなバカな!!!

 

 

 
あんなに爽やかなコバルトブルーの花色。
小さく可憐な花姿は、
まるで、早春を告げる天使のような愛らしさ。

 

卑猥な要素が、
一切、見当たりません。

 

 

なんで、
キン〇マなんだっ!!!!?
ふざけてんのかっ!!!!?

その昔、命名した学者さんに怒りすら覚えます。

 

 

女性の前で、
「オオイヌノフグリが綺麗ですね・・・・・・」なんて、
真顔で言えないです。
自主規制ものです。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・ん?

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その実が、
ワンちゃんの、キン〇マに似ているからだとか。

 

 

なるほど~。

こりゃ、キン〇マだぁ~。

よかったぁ~。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・なんか、
スイマセン・・・・・・・・・・・・・。

 

ブロークン・チューリップ

先日、
お花を買い付けに行くと、チューリップの苗が。

色鮮やかで。

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春の訪れを告げる、チューリップ。

現在も過去も、
日本でも、海外でも、
いつの時代にも世界中で、人々の心を魅了してきました。

 

 

今回、
マジメなお話し・・・・・・。

チューリップといえばオランダ。

なぜ、「チューリップ=オランダ」なのか?

 

 

約400年前。
17世紀オランダは、チューリップ狂乱時代。

当時、
オランダで大人気だったのが、
突然変異種の斑入りのチューリップ。
その中でも、一番人気なのが、「ゼンペル・アウグストゥス」。(左下絵)

球根1球が、現代のお金に換算して、1600万円で取引されていたというから驚きだ。

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不思議な模様の入る、ブロークン・チューリップ。
それが、人々を熱狂させ、法外な値段で売買されていたのだ。

その模様は、
突然に現れ、数年後には失われてしまう。
その出現には偶然に頼るしかなかった。

当時のオランダ人は、
一角千金を狙い、ブロークン・チューリップの栽培に躍起になった。
それでも偶然にしか出現しない、レアな球根の取引は、ますます過熱した。

それで、球根1球ついた値段が、先に述べた1600万円。

その栽培歴史が、
「チューリップ=オランダ」というワケ・・・・・・・・・。

 

 

その後、時は経ち・・・・・・・、
ブロークン・チュリップの出現の解明されたのは、
1920年代のあるころ。

模様ができる原因とは、
なんと、
アブラムシやヒトが運ぶ、ウイルスなんだとか。

資産を投げうってでも高値で売買した、
当時のオランダの人々・・・・・。

その正体は、ウイルスに冒された病気のチューリップの球根。
病気の花に、熱狂し夢中になったのだ。

 

 

なんとも皮肉だか、
それが、今日のチュリーップの多品種に繋がっている。
美意識と、欲の渦巻く、
ブロークン・チューリップだ。

あじさいあれこれ。

このあいだ、
お客さまよりお問い合わせで。

 

お花屋さんで見かけたアジサイを、
庭に植えたいのですが・・・・・・。


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確かに、
お花屋さんや、雑貨屋さんで、最近見ます。
くすんだグラデーションが素敵です。

調べると、
アジサイの品種改良が進んで、すごくいっぱいの花の色があります。
大体が、オランダやニュージーランドなどの輸入でしょうか。

ですが、
基本的には、花苗(切花でないもの)では、
あの発色するのが、なかなか無いんですよ・・・・・・。

あのカラーをつくるのに、土壌管理から、気温管理までなされて、あの花色になってると思います。
また、もし仮に、同じ苗が手に入って、お庭に植えたとしても、あのカラーは出ないように思います。

さらにいうと、
植物防疫上、花苗の輸入って難しそうで、
海外の土の付着した植物を、国内に持ち込みするのがダメみたいです。
品種改良の進んだ国外の苗を入手するのが不可能っぽいです。
検疫に引っ掛かるみたで・・・・・・・。

したがって、
お花屋さんや、雑貨屋さんで見た、
あのアジサイをお庭に植えたいというのは、ムズかしいんですよ。。。。

 

とはいえ、
変わり種のアジサイをご紹介。

 

●アジサイ「レオン」。
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咲いてから、こんな具合に変色するようで。
農林大臣賞を受賞した園芸種です。
前記のイメージに、もっとも近い園芸種かもしれません。

●アメリカアジサイ・アナベル
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西洋アジサイの代表格。
純白の大輪が、ライムグリーンに変色します。

●ノリウツギ・ライムライト
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初夏から初秋にかけて開花します。
クリーム色に開花し、10月頃にピンク色に変色します。
ほかのアジサイと比べて、開花時期がズレてるので、
組み合わせて植えつけると、お庭が華やかになります。

アジサイって、
日本国が原産なんですけどね・・・・・・。
海外に行って、品種改良がすすんで、逆輸入ってカンジですね。

 

こんな具合に、
生花(切花)と、花苗(園芸種)って、
けっこう、分野が違うんですよ。。。。。。。

 

フローリストと、ガーデーナーという
2種の職業が存在する所以です。。。。。。。

 

アダルトなクリスマス。

とある、輸入住宅。

門前にに植栽飾り付けのご依頼。

この時期、植物のレパートリーが極端に少なくなります。
なので、寄せ植えでのご提案。
輸入住宅に似合うように、クリスマス・バージョン。

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クリスマス・ホーリーをメインに。

節分まで引っ張れればなぁ・・・・・・・・、とそんな思いで。

 

 

あしらいは、
こんなカンジで。

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ちょっと珍しい、黒色ハボタン。
その名も「ブラック・ルシアン」

あたかも、
カップ咲きの黒薔薇のようで、エレガントです。

コクリュウ、チェッカーベリーなどを寄せ植えして。
まつぼっくりでマルチング。

ブラック、レッド、グリーンの
コントラストがキツめの、大人のクリスマス・カラーです。

 

 

キツめで、アダルトな、クリスマスです・・・・・・・・・・。

 

バックナンバーはこちら↓↓↓。カテゴリーで「ゆいの寄せて植えて」を。

お花は季節モノ。  愛知県瀬戸市Eさま邸

愛知県瀬戸市Eさま邸。

本日、植栽工事。

先週の土曜日に引き続き、
あずま造園土木さんのおしごと。

外構工事は、あずまさんの施工で。
そこに、ぼくの植栽飾り付け。

庭師さんのオームラ軍曹殿が、
でっかいエゴノキを植えつけます。

掘ったら、雨水管やら、散水栓の配管が。

そこは、
オームラ軍曹の機転で、配管の切り回しをしたりして。
でっかいエゴノキのために、ねっこが張れるように住処を造ってあげます。
頼りになります・・・・・・・・・・。

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ヘビー級が植わったら、
ぼくの出番・・・・・・。

 

 

 

お花の飾り付け。

 

 

 

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ぼくは個人的に、
淡いグラデーションの色の展開が好きで、
そんなフラワーカラーを心がけてます。

今回は、
イエローからクリーム色の色展開です。
花だけに限らず、ライムグリーンのカラーリーフも織り交ぜながら、
淡いグラーデーションを表現していきます。

しかし、
今回は、非常に大変でした。

もうこの時期、
可愛らしい色、鮮やかな色のお花の入手が困難になるからです。
お花は、季節モノです。

お施主様の、メルヘンチックなイメージに近づくことができたのか、
少々不安もありますが、ぼくなりにはベストな植栽だったと思います。

 

 

お花は、季節モノです。
だから、美しいのです。

 

こちらも、ご覧ください。
あずまさんトコのブログです。

http://azumazouendoboku.com/?page_id=22

植栽の植え替えデス  一宮市Oさま邸

一宮市Oさま邸。

既存の植栽帯の植栽飾り付け。

こんなカンジで・・・・・・・・・・・・。

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以前は、ヤマボウシがもっさりしてて・・・・・・。

今回は、
剪定も含めて、スッキリと。

個性的なファサードデザインのため、
植栽も個性的に。

パープル系の花色や、
ブロンズリーフなどをアクセントとしています。

シックで大人の植栽です。

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もう、

すっかり・・・・・・・・・、

 

秋ですね・・・・・・・・・・・・・・・。

 

クラピア=昼メシ代。   岐阜県御嵩町Hさま邸 

岐阜県御嵩町Hさま邸。img003

お庭の最終イメージは、
こんなカンジ・・・。

 

 

 

 

庭床のグランドカバーとして、
「クラピア」を採用。

 

「クラピア」って・・・・・?

芝生に代わるといわれるグランドカバーで、
イワダレソウの品種改良されたものです。

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何がすごいのかって・・・・・?

1. 超高速被覆
芝生の10倍の増殖速度。短期間で地面を被覆します。
踏まれて痛んでも、見事な回復力があります。

2. 省管理
雑草の侵入を防ぎ、防草効果もあります。
また、芝生ほどの刈込みは不要です。

3. エコロジー
種を付けないため、生態系に悪影響を与えません。
なおかつ、日本固有の在来種である「イワダレソウ」の起源。
近隣の生態系破壊はありません。

4. 花が咲いてかわいい。img_1709457_64855109_0
ホント、かわいいんデス。

以上の理由で、近年では大注目なんです。
河川堤防緑化にも使われていて、公共実績もあり、
なんだか、安心です。

 

デメリットとしては・・・・・・、
1. 冬枯れする
冬は地上部が枯れて見苦しいです。
翌年春には芽吹いて、おうせいな繁殖を見せます。

2. 高価
¥500/Potで流通してるようです。
1㎡当り4Pot使用なので、¥2,000/㎡となります。
芝生が¥500/㎡(材料のみ)なので、約4倍の費用となります。

3. 元気すぎ
元気すぎます。放置しとくと、花壇を荒らします。
やんちゃです。

 

そんなこんなで、
施主様、クラピアを植えてます。
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1㎡当り4Potなんで、

こんなカンジで。

スコップがあれば、

楽勝で植えれます。

これから寒くなるので、
成長は見込めませんが、
来年の梅雨明には、
グリーンカーペットになってます。

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1つで500円です。

よく考えたら高いんです。

施主さまと、話してました・・・・・。

ボクの、1日の昼メシ代です。
この写真だけで、2週間はいけます。

こりゃ、枯らせませんよ。。。。。。。。

 

そんなコト、考えながら・・・・・・、
スコップ片手に、クラピア植えてる施主様を尻目に、
「Hさま、次の打合せがあって・・・・、そろそろおいとましようかと・・・・。」

「ゆいさん・・・・・・、ゆいさんの植える分、とっておきますね・・・・・。」

「・・・・・・・・・・かしこまりました。」

 

 

逃げました。

 

仕上げ的なカンジで。   岐阜県御嵩町Hさま邸

岐阜県御嵩町Hさま邸。

本日、ウッドフェンス工事と植栽工事。

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今日も、

いい天気。

 

木材の香りが辺り一面に。

 

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この、お方。

お忙しい方で。

昨日も、
打合せのため、

作業を中断し、
御嵩から知多まで。

デキる男は、飛び回るんですっ。

 

ぼくはといえば、
近くのコンビニで、立ち読みして・・・・・・。

 

 

お・・・・・・、

そろそろ、ぼくの出番。

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出来立ての

ウッドフェンスの足元に、

植栽をあしらって。

 

 

こんなカンジで、いっちょ出来上がり。

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パープル・ファウンテングラスの、
穂が風に揺れ。

えんじ色のカラーが、
夕日に照らされて。

 

 

 

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チョコレート・コスモス。

チョコレート色の花の色は、

気品がありつつ、

そして、

どこか懐かしく。

 

 

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水栓周りは明るめなカラーリング。

この秋の時期、

ノリウツギの花穂が華やかです。

下に植わっている、黄緑の明るい葉は、

シモツケ ”ゴールドフレイム”。

大人気です。

 

次回、表札や照明を取り付けして、
完成です。。。。。。。。

 

 

アジアンなカンジで寄せて植えて。  津島市Kさま邸

津島市Kさま邸でのガーデン工事の大詰めの植栽工事。

ぼくも、長靴はいて現場でお手伝い・・・・・・・・・。
「ゆいさん、何にも、してねぇーがやぁっ!!!」
ご主人さんの冷やかしの罵声をあびつつ、日陰から職人さんを暖かく見守ります。

暑いなか、
職人さんたちは、木を植え、芝を貼り、砂利を敷き詰め、
汗だくになって仕事をしてます。

コンビニに走るが、ぼくの仕事ですっ。
OLYMPUS DIGITAL CAMERAもちろん、ノンアルコールですよ。

お茶とか、スポーツ飲料、いろいろ買ったんですが、
ビール味の清涼飲料水は、ほぼ僕が飲みました・・・・・・・・。

日陰で、ゲッフゥゥーっと、
一息ついたトコロで、
僕の出番です。

寄せ植えをつくりました。
アジアン風の寄せ植えです。

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アジアのあっちの方を思わせる植物を寄せて。
パープル系のシックな色合いで、オトナめな感じで・・・・・・・。

チャラくない、オトナ気取りのアジアンテイストです。
ビア・テイストです・・・・・・・。

もう、ノンアルコールビールで、
おなかがタポンタポンです・・・・・・・・。

 

使用プランツ
・ニューサイラン
・ニンジンボク プルプレア
・カラジウム
・トウガラシ パープルフラッシュ
・ミセバヤ
・ヒューケラ シナバーシルバー
・ディゴンドラ シルバーフォール
・グリーンネックレス