カテゴリー別アーカイブ: おはなのおけいこ

おはなのおけいこ n゜60

 

秋分の日を、過ぎて。

 

これから、

一日一日・・・・・・・・。

日が短くなっていく。

一刻一刻・・・・・・。

日は短くなっていく。

 

 

これから、

冬に向かっていく。

寒くて、辛くて、厳しくて。

そんな冬に向かってゆくのは、嫌だ。

大嫌いだ。絶対に嫌だ。

そう、思っても。

地球の公転は止まってくれない。

嫌でも、止まってはくれない。

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そんな、

冬に向かう、秋。

でも。

そんな秋が、美しくて。

儚さを孕んだ、美しさと。

そんな愛おしさ。

 

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もう、

1ヶ月もすれば、冬の予感がするだろうか。

そんな、

淡々と流れる時間が、心苦しくなるほど愛おしくて。

 

寒くて、辛くて、厳しくて。

そんな冬が来るのを予感しながらの、秋。

だからこその、秋の美しさ。

 

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でも、

忘れてはいけない。

寒くて、辛くて、厳しい冬だって。

淡々と流れ去る、時の流れ。

 

今年の冬至は、12月22日だそうだ。

冬至の日を過ぎれば。

ほら。

あとは、一日一日。

それから、一刻一刻。

春に向かって、時は過ぎてゆく。

期待膨らむ春に向かって、時は進んでゆく。

 

 

 

人の想いは他所に、

無常に、淡々と、時は流れゆく。

それが、忖度のない、季節の美しさ。

それが、自然の摂理。

人間不可侵の、美しく愛おしい条理。

 

 

おはなのおけいこ n゜59

 

狂気を帯びた雨。

暴力的に雨を降らせて。

ご容赦ないお天道様を、恨めしく思ったりして。

 

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群青色の実の、イヌホオズキ。

臙脂色の菊を生けて。

 

 

それから、それから。

夏らしいカラーリングの花も生けて。

 

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梅雨明けした後の、夏空を想いながら。

 

 

 

そして、

百日草と、エノコログサ。

 

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百日草は、昔から馴染みのある、盆花。

エノコログサは、子どものから馴染みのある、いわゆるネコジャラシ。

 

 

夏を想って、お花を生けて。

無事に、梅雨の季節が明けるのを願って。

 

 

 

 

おはなのおけいこ n゜58

 

梅雨の中休み。

 

例年より早めの梅雨入りだとはいえ・・・・。

近頃は、夏を思わせるような暑さ。

 

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暑いなかでも、

お花は、健気に、季節どおりに花を咲かせ。

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この時期ならではの、お花を生けて。

 

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イワガラミと、アジサイ各種。

涼しげなカラーリング。

 

 

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スモークツリーの煙に巻かれた、グロリオサ。

なんだか・・・・・・・・。

岡本太郎さんが描く炎のような・・・・・・・・・・。

 

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前衛的で。

情熱的で。

ゲージュツ的で。

 

 

 

お花を生けながら。

梅雨を感じて。

未だ来ぬ夏を思いながら。

 

 

ゲージュツは、バクハツだ。

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・・・・・・・・・・・・そんな生花、

やってます。

 

おはなのおけいこ n゜57

 

なんだか、

不安定な天気の、今年の5月。

カラっと晴れる日が、少ないような気もして。

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お花って、健気。

いくら、天気が悪かろうが、気候が不順だろうが。

その季節になれば、ちゃんと花を咲かせて。

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ニンゲンさまも、見習わなくっちゃ。

こんな、ご時勢だろうと、誇らしく花を咲かせなくちゃ。

 

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その季節になれば、

ちゃんと、花を咲かして。

それが、その花の持った使命。

 

 

決して・・・・・・・・・。

控えめでもなく、遠慮する訳でもなく、傲慢な顔をする訳でもなく、媚びる顔することなく。

ただただ、誇らしく堂々と。

そして、綺麗に。

 

 

そんな、ニンゲンさまになりたいな。

そんな思いで、花を生けて。

 

おはなのおけいこ n゜56

 

今年は、ソメイヨシノの開花が早く。

それと同様に、

いろんな植物も、たいそう早起きで。

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御衣黄(ギョイコウ)桜。

とても希少な、ライムグリーンの桜。

名前の由来は、その昔の貴族の衣の色「萌黄色」から付いたそうで。

例年と比べても、

こちらの御衣黄桜も、2~3週間ほど早い感じ。

 

 

この御衣黄桜。

先生んちに植わってる桜。

ぼくと、先生が、出会った縁のある桜。

事務所の前にいるぼくに、

「ウチの庭に変わった桜があるもんで、見にいりゃあー」と声を掛けてくれた、ばばあ。

それが縁で、生花を教えてもらって。

 

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今年は、

植物たちは、ずいぶん早起きで。

早起きのお花に、せかせかと急がされて。。。。。。。

先生との出会いを回顧して。。。。。。

 

 

おはなのおけいこ n゜55

 

季節の変わり目は、天気が不安定。

ひと雨降れば、春にひとつひとつ近付いて。

 

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早咲きの、河津桜を生けて。

 

 

モクレンの、つぼみを生けて。

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不安定な雨が降っては、安穏な暖かな日差し。

そうして、春が来るわけで。

 

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不安と、安穏。

不協和音のハーモニー。

 

春って、そんなもん。

 

 

おはなのおけいこ n゜54

 

コロナ禍のなか。

春、待ち遠しい、今日この頃。

寒の戻りに、淋しさを覚え。

 

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来たる春への、期待。

去りゆく冬の、名残り惜しさ。

想いは交錯して。

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交錯する、期待と淋しさ。

季節の変わり目は、いつも混濁した心持ち。

 

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コロナ禍を挟んで、

ビフォー・コロナ。  アフター・コロナ。

コロナ禍があって、改めて知った人間同士の繋がりの尊さ。

交錯する、期待と淋しさ。

 

そんなことは、お花にとっては、どこ吹く風。

寝ボケまなこの花にとっては、よもやま話し。

 


 

 

そーいえば。

ゆいさん、師範になったらしく。

よもや、よもや。

酔いどれ師範の、よもやま話し。

精進いたします。

 

おはなのおけいこ n゜53

 

おはなのおけいこ。

先生に教えを請うて、丸4年。

 

先生から、段階を踏んで教えていただいて。

最初は、当然、基本構成から。

そして、徐々に生け方を教えて頂いて。

簡単そうに見えるが、なかなかそうでもなく。

花を活ける手が止まりながら、教えて頂いて。

 

花の表情、向き、色、フォルム、立体感、奥行き。

それらを感じて、生けるのが難しくて。

試行錯誤の、4年間。

生け花の奥深さを感じての、4年間。

 

 

今回、ちょっとだけ、生け花の真髄を教えて頂いて。

 

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こちらの生け花。

生けた花の本数は、5本。

要は、最小本数で、きっちり魅せる技術。

胡蝶侘助

 

 

こちらも、侘助椿の花と、葉枝を、4本のみで構成。

写真映えがしなくてアレですが。

本当に、無駄がない美しさ。

だからこそ、本当に技術がいる難しさ。

 

太郎庵

 

 

 

常々。

先生、おっしゃいます。

「生け花は、フラワーアレンジとは違う。

お花をたくさん使って、お花代を頂くのとは違う。

少ない花を活けて、技術のお代を頂くのが、生け花だ」と。

 

 

最小本数の花で魅せる技術。

無駄のない美。

引き算の美。

フラワーアレンジとは異なる技術。

これぞ、生け花の核心だと思います。

 

 

 

今年最後の、おはなのおけいこ。

来年からは、生け花の核心を、ちょっとずつ教えて頂けるようになりたい所存です。

 

 

 

おはなのおけいこ n゜52

 

朝晩なんかは、

めっきり寒くなって。

 

とはいえ、

今年は、暖かな冬の始まり。

 

暖かなせいなのか、

コロナ禍のせいなのか。

クリスマス気分にも、年末気分にも、なりゃしない。

 

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人間様。

ウィルスで、ばたばたしてる様子は、

植物たちには、どこふく風。

 

植物は、

ちゃんと、葉が色付き。

ちゃんと、実を結び。

ちゃんと、冬の花は咲きだして。

 

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世の中の、

クリスマス・ムード。

年末ムード。

今年は、なんとも色褪せてるかもしれないけど。

 

植物たちは、ちゃんと、色鮮やかに色彩を放ち。

 

人の世の、沈鬱ムードなんて、どこ吹く風。

そんな、

植物の美しさに、惚れ惚れして。

 

 

おはなのおけいこ n゜51

 

深まる秋。

 

木々の葉は、

枝から離れまいと紅潮するかの様に、色付いて。

 

草花は、

最期の悲しみを帯びた笑顔の様に、花を咲かせ。

 

 

無色の冬に向かっていく怖さを湛え。

 

力を振り絞るような植物の、色彩美。

悲しいほどの、色彩美。

 

若いころには分からなかった、秋の美しさに感嘆して。

 

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深まる秋を感じつつ、

お花を活けて。

 

 

 

 

 

で、先生。

庭で採れたカリンの実を、

ウチの事務所の前に置きだして。

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ああ・・・・・・・・・。

なんだか、道の駅みたい。

 

 

そんな、ハートウォーミングな、GARDENS。