カテゴリー別アーカイブ: おはなのおけいこ

おはなのおけいこ n゜63

 

雨。

 

しっぽりと。

しっとりと。

 

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雨を感じて。

雨の趣を。

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紫陽花に雨が滴るような。

そんな景色。

 

 

 

 

 

 

 

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先生、86歳。

先生の友達の、こまっちゃん。97歳。

 

 

ああ・・・・・・・・・・・。

 

熟女コンパ。

 

 

そんな、雨の日のおけいこ。

 

 

 

おはなのおけいこ n゜62

 

如月。

 

きさらぎ。

 

 

なんて、美しいコトバなんろうか。

 

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旧暦でいう、立春のある月。

 

冬と、春の。

同居する季節。

終わりと、始まりの月。

 

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うん?

おけいこ、もうおしまい?

 

え?

始まったばっか・・・・・・?

 

もう、

夢見心地・・・・・・。

 

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始まりと、終わりが。

同軸に同居して。

 

虚空の世界。

それが如月。

 

そんな夢見心地。

 

 

 

 

 

 

 

そりゃあ、そうだ。

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おけいこの前に、ワンカップ飲んじまった。

 

アルコールで、
脳ミソが、むくんで膨張してるのか。

はたまた、
脳ミソが、収縮してるのか。

 

始まりと終わりの、

虚空の世界。

 

冬と春の、夢心地。

 

 

ろくでなし。

ろくでない、生け花。

 

 

おはなのおけいこ n゜61

 

・・・・・・・・・ひっく。

 

おはなのおけいこ。

2022年。

初けいこ。

 

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今年は、もっと上手になりたいな・・・・・。

 

・・・・・・・・・・ひっく。

 

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もっともっと、上達したいな・・・・・・・・・・。

 

・・・・・・・・・・・ひっく。

 

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しまった。

おけいこの前に、

ひとりで、たこ焼き屋で飲んじまった。

 

とんだ、ろくでなし。

ばばあに怒られる。

 

今年もがんばります。

 

・・・・・・・・・・・・ひっく。

 

 

おはなのおけいこ n゜60

 

秋分の日を、過ぎて。

 

これから、

一日一日・・・・・・・・。

日が短くなっていく。

一刻一刻・・・・・・。

日は短くなっていく。

 

 

これから、

冬に向かっていく。

寒くて、辛くて、厳しくて。

そんな冬に向かってゆくのは、嫌だ。

大嫌いだ。絶対に嫌だ。

そう、思っても。

地球の公転は止まってくれない。

嫌でも、止まってはくれない。

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そんな、

冬に向かう、秋。

でも。

そんな秋が、美しくて。

儚さを孕んだ、美しさと。

そんな愛おしさ。

 

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もう、

1ヶ月もすれば、冬の予感がするだろうか。

そんな、

淡々と流れる時間が、心苦しくなるほど愛おしくて。

 

寒くて、辛くて、厳しくて。

そんな冬が来るのを予感しながらの、秋。

だからこその、秋の美しさ。

 

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でも、

忘れてはいけない。

寒くて、辛くて、厳しい冬だって。

淡々と流れ去る、時の流れ。

 

今年の冬至は、12月22日だそうだ。

冬至の日を過ぎれば。

ほら。

あとは、一日一日。

それから、一刻一刻。

春に向かって、時は過ぎてゆく。

期待膨らむ春に向かって、時は進んでゆく。

 

 

 

人の想いは他所に、

無常に、淡々と、時は流れゆく。

それが、忖度のない、季節の美しさ。

それが、自然の摂理。

人間不可侵の、美しく愛おしい条理。

 

 

おはなのおけいこ n゜59

 

狂気を帯びた雨。

暴力的に雨を降らせて。

ご容赦ないお天道様を、恨めしく思ったりして。

 

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群青色の実の、イヌホオズキ。

臙脂色の菊を生けて。

 

 

それから、それから。

夏らしいカラーリングの花も生けて。

 

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梅雨明けした後の、夏空を想いながら。

 

 

 

そして、

百日草と、エノコログサ。

 

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百日草は、昔から馴染みのある、盆花。

エノコログサは、子どものから馴染みのある、いわゆるネコジャラシ。

 

 

夏を想って、お花を生けて。

無事に、梅雨の季節が明けるのを願って。

 

 

 

 

おはなのおけいこ n゜58

 

梅雨の中休み。

 

例年より早めの梅雨入りだとはいえ・・・・。

近頃は、夏を思わせるような暑さ。

 

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暑いなかでも、

お花は、健気に、季節どおりに花を咲かせ。

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この時期ならではの、お花を生けて。

 

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イワガラミと、アジサイ各種。

涼しげなカラーリング。

 

 

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スモークツリーの煙に巻かれた、グロリオサ。

なんだか・・・・・・・・。

岡本太郎さんが描く炎のような・・・・・・・・・・。

 

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前衛的で。

情熱的で。

ゲージュツ的で。

 

 

 

お花を生けながら。

梅雨を感じて。

未だ来ぬ夏を思いながら。

 

 

ゲージュツは、バクハツだ。

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・・・・・・・・・・・・そんな生花、

やってます。

 

おはなのおけいこ n゜57

 

なんだか、

不安定な天気の、今年の5月。

カラっと晴れる日が、少ないような気もして。

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お花って、健気。

いくら、天気が悪かろうが、気候が不順だろうが。

その季節になれば、ちゃんと花を咲かせて。

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ニンゲンさまも、見習わなくっちゃ。

こんな、ご時勢だろうと、誇らしく花を咲かせなくちゃ。

 

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その季節になれば、

ちゃんと、花を咲かして。

それが、その花の持った使命。

 

 

決して・・・・・・・・・。

控えめでもなく、遠慮する訳でもなく、傲慢な顔をする訳でもなく、媚びる顔することなく。

ただただ、誇らしく堂々と。

そして、綺麗に。

 

 

そんな、ニンゲンさまになりたいな。

そんな思いで、花を生けて。

 

おはなのおけいこ n゜56

 

今年は、ソメイヨシノの開花が早く。

それと同様に、

いろんな植物も、たいそう早起きで。

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御衣黄(ギョイコウ)桜。

とても希少な、ライムグリーンの桜。

名前の由来は、その昔の貴族の衣の色「萌黄色」から付いたそうで。

例年と比べても、

こちらの御衣黄桜も、2~3週間ほど早い感じ。

 

 

この御衣黄桜。

先生んちに植わってる桜。

ぼくと、先生が、出会った縁のある桜。

事務所の前にいるぼくに、

「ウチの庭に変わった桜があるもんで、見にいりゃあー」と声を掛けてくれた、ばばあ。

それが縁で、生花を教えてもらって。

 

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今年は、

植物たちは、ずいぶん早起きで。

早起きのお花に、せかせかと急がされて。。。。。。。

先生との出会いを回顧して。。。。。。

 

 

おはなのおけいこ n゜55

 

季節の変わり目は、天気が不安定。

ひと雨降れば、春にひとつひとつ近付いて。

 

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早咲きの、河津桜を生けて。

 

 

モクレンの、つぼみを生けて。

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不安定な雨が降っては、安穏な暖かな日差し。

そうして、春が来るわけで。

 

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不安と、安穏。

不協和音のハーモニー。

 

春って、そんなもん。

 

 

おはなのおけいこ n゜54

 

コロナ禍のなか。

春、待ち遠しい、今日この頃。

寒の戻りに、淋しさを覚え。

 

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来たる春への、期待。

去りゆく冬の、名残り惜しさ。

想いは交錯して。

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交錯する、期待と淋しさ。

季節の変わり目は、いつも混濁した心持ち。

 

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コロナ禍を挟んで、

ビフォー・コロナ。  アフター・コロナ。

コロナ禍があって、改めて知った人間同士の繋がりの尊さ。

交錯する、期待と淋しさ。

 

そんなことは、お花にとっては、どこ吹く風。

寝ボケまなこの花にとっては、よもやま話し。

 


 

 

そーいえば。

ゆいさん、師範になったらしく。

よもや、よもや。

酔いどれ師範の、よもやま話し。

精進いたします。