月別アーカイブ: 2020年10月

3Dツボニワ

 

愛知県日進市Mさま邸   n゜1

 

 

既存の坪庭。

10年以上前に造って。

気になるトコロが、あちらこちら。

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中間の高さのミドルレンジの景色が淋しくて。

また、足元のローレンジの景色が淋しくて。

こちらの坪庭を拝見させてもらった時の、最初の印象。

もう少し、手を加えることができたなら・・・・・・・・・・・・・・。

 

 

 

で、こんな提案。

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高、中、低。

高さを意識した景色の構成。

 

近景、中景、遠景。

奥行きを意識した景色の構成。

 

高さと、奥行き。

3Dを意識して景色を構成すると、坪庭の景色は広がります。

なんてったて、狭い坪庭だからこそ。

 

 

で、こんなカンジ。

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灯篭を設置することによって、景色の中心が決まって。

 

 

 

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信楽焼の陶台に、照明器具を乗せて。

オリジナルの灯篭。

 

 

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大谷石の踏石。

手水鉢の高さも上げて。

ローレンジの景色を再構築。

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坪庭。

狭いからこそ、広く見せる技術が。

縦、横、奥行き。

3Dの構成が大事です。

 

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造園って。

立体演出なんだって・・・・・・・・・・・。

常々、そう思います。

 

 

 

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木漏れ日アプローチ

 

名古屋市天白区Mさま邸   n゜1

 

グレーの、ワントーン。

コンクリート・カラーで、グレイッシュに。

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階段を、前までせり出して。

駐車場のスペースを確保しつつ、階段を前までせり出して。

立体感のあるアプローチを構成して。

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ウォールも前までせり出して。

奥まらずに、ちゃんと前までせり出して。

 

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壁は、RC杉板風タイル。

床は、コンクリート平板。

グレーの、ワントーン・コーデ。

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グレーに、グリーンをあしらって。

ホワイトの花色。パープルの挿色。

 

 

 

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アプローチ脇、

足元の花を愛でつつ。

 

アプローチ上空、

枝葉のトンネルをくぐって。

 

木漏れ日を、楽しみつつ。

そんな、アプローチ。

 

 

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アンティーク茶庭

 

名古屋市名東区Sさま邸   n゜6

 

 

茶庭。

その補足にて。

 

 

「腰掛待合(こしかけまちあい)」とは。

露地に設けられた休息所。

茶事の際、

客が、亭主の、迎付や席入の合図を待つための場所。

客は待つ間に露地を眺めて、亭主の心遣いを味わう場所。

 

そう、こんなん。

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今回は、

洋風ナチュラルガーデンテイストとして。

 

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季節良いころには、

背景の背高フェンスに、バラが満開に咲いて香りを味わって。

リビングからの景色に合う、ナチュラルな雰囲気の腰掛待合で。

 

 

 

 

また、

「灯篭(とうろう)」とは。

庭の添景物でもあり、照明器具としての機能も。

つくばいの手元灯とて。

 

そう、こんなん。

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今回は、

現代風にしつらって。

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石オブジェの丸穴に、

蝋燭を灯せば、灯篭として機能して。

 

 

 

 

 

さらに。

「塵穴(ちりあな)」とは。

その名の通り、ゴミを入れる穴。

にじり口付近に設けられ、実用というよりも添景として設けられます。

青葉を入れて、趣きを演出します。

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今回あは、信楽焼の陶器筒を使って。

 

 

 

 

 

はたまた、

「関守石(せきもりいし)」とは。

園路の、進入禁止を表す道具。

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飛石に関守石が置いてあれば、これより先に進んではいけません。

 

 

 

そのほか、

庭の随所に、小物で演出して。

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つばくばいの役石に見立てて、瓦を設けたり。

 

 

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アンティークの、引き臼。

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桔梗の花が、うつむいて。

 

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施主さまが好きな

アンティークを使いつつ。

時間の重さを演出して。

 

 

 

茶庭の約束事ま守りつつ、

いろんな演出して・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

 

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ナチュラル茶庭

 

名古屋市名東区Sさま邸   n゜5

 

ご主人、店舗デザインのお仕事をされてて、今は退職されて。
奥様、服飾デザイン系のお仕事をされてて。

ご夫婦とも、デザインに造詣が深くいらっしゃって。

奥様は、茶道のお師範。
今は、ご主人もお茶をたしなまれて。

ご趣味も多く、とても素敵なご夫婦・・・・・・・・。

 

ご自宅に茶室を増築されて、
それに伴い、お庭の改装。

 

 

基本コンセプトは、

和洋折衷の庭。

ナチュラルから、和風へのグラデーション。

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リビングからの景色は、ナチュラルに。

なぜなら、既存のバラを楽しみたいから。

だけど、茶室に向かって茶庭の風情を。

しかし、コテコテの和風にするでもなく、現代的な和風のしつらいで。

さらには、茶庭の理屈も踏襲して。

そんな、ミッション。

 

 

ウォークスルー・ビューの要領で。

順序だててご案内・・・・・・・・・・・。

まずは入口から通路を抜けて、庭を見て。

 

 

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園路の先、写真左側。

枝葉に見え隠れする、茶室のにじり口。

向かって右側には、パラソルとベンチ。

「腰掛待合」の意味合いで。

 

 

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腰掛待合。

ベンチから、

客が、腰掛から眺める景色は、こんな感じ。

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正面に、茶室のにじり口を見据え。

和の雰囲気を感じさせない佇まい。

緑豊かな、ナチュラルな佇まい。

 

亭主の迎付の合図を受けて、露地の歩を進め。

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ナチュラル~和。

そんなグラデーション。

露地を進むにつれて、和の風情が漂って。

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「露地」とは、

茶室へと誘う通路。園路。

 

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山深い路を、清浄な心持ちで、歩を進めるような空間。

その、道すがら。茶を飲む心の準備を整えて。

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園路の延段の、その先に。

石のオブジェをしつらい。

灯篭としての構成。

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銅管の筧から、したたる手水。

シャープな印象の、陶器の手水鉢。

現代風な、「つくばい」。

 

「つくばい」とは、茶室に入室する前に、身を清める大事な作法。

手を清め、身を清めて、茶室に入ります。

 

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露地から見た、にじり口。

踏石を、一段二段を上って。

謙虚に、身をかがめて、茶室に入室します。

 

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入室して、くぐり戸を振り返って。

戸を締めると、薄暗い茶室。

ようやく、茶席となるのです。

 

「露地」とは、

お茶をいただくため、

身を清め、心を構えるための、前段階の空間だと言えます。

 

だからこそ、

茶庭には、

約束事が多く存在し、その様式美が存在するといえます。

 

その様式美を、現代風にアレンジして。

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ルール守って。

ルール崩して。

そんな、茶庭。

 

 

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おはなのおけいこ n゜50

 

 

ばばあ・・・・・・・・・・・・・。

元気なのか・・・・・・・・・・・・・・・?

 

そんなメールも、ちらほら頂いて。

 

 

元気です。

変わらずに。

 

 

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秋、深めいて。残花。

虫食い葉。それ、また、風情。

 

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深まる秋。

センチメンタルな、秋。

 

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ばばあ・・・・・・・・・・・・。

いや、先生。

 

なんてたって、84歳。

 

コロナに罹れば、そりゃイチコロ。

 

コロナを警戒しつつ。

ひっそりと、生け花。

 

 

ひざを壊して。最後のムーンサルトプレス。

 

久しぶりの投稿。

不登校の子が、久しぶりに登校するような気恥ずかしさ。

モジモジしながら、投稿して。

 

 

お客様から、ご心配のお電話いただいたりして・・・・・・・・・・・・・・。

 

 

 

 

ゆいの近況をお伝えしますと・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

 

現場で怪我したりしまして。

大した怪我ではありませんが。

 

現場作業中。

自分の不注意で誠に恥ずかしながら。

ひざを痛烈に強打して。

 

一時は、
苦悶を感じるほどの痛みがあり、絶望感すら想い。

 

 

 

 

ヒザを壊した、武藤敬司のように。

 

 

無題

 

 

 

 

カッコイイ。

 

ヒザを壊しての、ムーンサルトプレスは圧巻。

 

 

 

ヒザを壊しても。

着地が怖くても。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・飛べるんだ。

 

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怪我したって、飛べるんだ。

逆境だって、飛べるんだ。

それが、ムーンサルトプレス。

 

 

 

おや??

 

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間違えた。

神無月さんだ。

 

 

 

ちなみに、ゆいは。

フツーの、ひざの打撲です。

 

 

 

GARDENS代表 由井孝幸