名古屋市名東区Sさま邸 n゜6
茶庭。
その補足にて。
「腰掛待合(こしかけまちあい)」とは。
露地に設けられた休息所。
茶事の際、
客が、亭主の、迎付や席入の合図を待つための場所。
客は待つ間に露地を眺めて、亭主の心遣いを味わう場所。
そう、こんなん。
今回は、
洋風ナチュラルガーデンテイストとして。
季節良いころには、
背景の背高フェンスに、バラが満開に咲いて香りを味わって。
リビングからの景色に合う、ナチュラルな雰囲気の腰掛待合で。
また、
「灯篭(とうろう)」とは。
庭の添景物でもあり、照明器具としての機能も。
つくばいの手元灯とて。
そう、こんなん。
今回は、
現代風にしつらって。
石オブジェの丸穴に、
蝋燭を灯せば、灯篭として機能して。
さらに。
「塵穴(ちりあな)」とは。
その名の通り、ゴミを入れる穴。
にじり口付近に設けられ、実用というよりも添景として設けられます。
青葉を入れて、趣きを演出します。
今回あは、信楽焼の陶器筒を使って。
はたまた、
「関守石(せきもりいし)」とは。
園路の、進入禁止を表す道具。
飛石に関守石が置いてあれば、これより先に進んではいけません。
そのほか、
庭の随所に、小物で演出して。
つばくばいの役石に見立てて、瓦を設けたり。
アンティークの、引き臼。
桔梗の花が、うつむいて。
施主さまが好きな
アンティークを使いつつ。
時間の重さを演出して。
茶庭の約束事ま守りつつ、
いろんな演出して・・・・・・・・・・・・・・・・。
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