秋分の日を、過ぎて。
これから、
一日一日・・・・・・・・。
日が短くなっていく。
一刻一刻・・・・・・。
日は短くなっていく。
これから、
冬に向かっていく。
寒くて、辛くて、厳しくて。
そんな冬に向かってゆくのは、嫌だ。
大嫌いだ。絶対に嫌だ。
そう、思っても。
地球の公転は止まってくれない。
嫌でも、止まってはくれない。
そんな、
冬に向かう、秋。
でも。
そんな秋が、美しくて。
儚さを孕んだ、美しさと。
そんな愛おしさ。
もう、
1ヶ月もすれば、冬の予感がするだろうか。
そんな、
淡々と流れる時間が、心苦しくなるほど愛おしくて。
寒くて、辛くて、厳しくて。
そんな冬が来るのを予感しながらの、秋。
だからこその、秋の美しさ。
でも、
忘れてはいけない。
寒くて、辛くて、厳しい冬だって。
淡々と流れ去る、時の流れ。
今年の冬至は、12月22日だそうだ。
冬至の日を過ぎれば。
ほら。
あとは、一日一日。
それから、一刻一刻。
春に向かって、時は過ぎてゆく。
期待膨らむ春に向かって、時は進んでゆく。
人の想いは他所に、
無常に、淡々と、時は流れゆく。
それが、忖度のない、季節の美しさ。
それが、自然の摂理。
人間不可侵の、美しく愛おしい条理。