カテゴリー別アーカイブ: おはなのおけいこ

おはなのおけいこ n゜33

 

前日。

 

現場で、

シャベル持って、手掘り。

地獄の底まで、穴掘り。

 

正月で、体がナマったせいか、ひどい腰痛で。

もう、ギックリ気味。

 

 

ヨボヨボしながら、おはなのおけいこ。

 

2019年。

初稽古。

 

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ばばあの指導にも熱を帯び。

 

空間構成とは。

色彩構成とは。

 

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山帰来(サンキライ)の実。

そして、椿。

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ロウバイと、ツバキ。

早春の、花題。

 

寒風厳しく、

まだ見えぬ、春。

 

待ち焦がれる春を、いけばなで。

 

ちょっとした季節の先取りが、なんだかオシャレで。

 

そんな、おはなのおけいこ2019。

 

 

 

 

#逆じゃね?

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腰痛がひどくて、ロボっぽい動き。

 

そんな、ゆいさんを案じてくれてか。

ばばあが湿布を貼ってくれて。

 

 

 

「フツー、逆じゃね?」と、爆笑のさかい先生。

82歳のばばあに、手当てされる、ゆいさん。

 

そんな、

パラドクス的な、おはなのおけいこ。

ハートウォーミングな、おけいこ。

 

 

 

GARDENS nagoya おはなのおけいこ

■ 毎月第2、4木曜日(月2回)
■ 午前11時ごろより1時間半程度
■ 月謝¥5,000(花代含む)※欠席の場合、返金不可
■ 山田花翠先生 (花野会創師:創流1981年)
■ お問い合わせ 052-739-7173 窓口:由井(ゆい)
■ 見学無料  お気軽にお問い合わせください

 

おはなのおけいこ n゜32

 

今年は、

誰が言ったか、暖冬らしく。

 

今年も、

残すところ、あと僅か。

 

 

毎度毎度、

年末になると、

やり残したくないと、理由もなく焦り出し。

 

 

よくよく考えると、

やり残してはいけないという根拠は、実に曖昧で。

 

 

べつに、

やり残して、来年に持ち越すことに、罪悪感を覚える必要性もなく。

 

 

ともすると、

必要性もない年末の焦りに、疑問視さえ向けて。

 

 

むしろ、

年末ごときで、足掻く姿は、実に不格好なのではないかと。

 

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男なら、

ドンと、やり残して、年越するもんだ。

 

勝手に、高揚して。

 

 

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いやいや、

これは即ち。

言い訳という、自己肯定なのかもしれぬ。

などと、意気消沈して。

 

 

 

そんな、切ない、いけばな。

 

 

 

GARDENS nagoya おはなのおけいこ

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おはなのおけいこ n゜31

 

 

晩秋。

 

 

毎雨、毎雨。

秋の終わりに近づいて。

 

 

しっとっりと、

秋の終わりを、かみしめて。

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土瓶に、花を活けて。

 

チャノキ、リンドウ、ホトトギス。

 

未練がましく秋を感じて。

 

 

 

 

洋花も活けて。

スモーキー・カラーで、くすませて。

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エリンジウム、ウェストリンギア、ケイトウ。

 

ボルドーと、パープル。

秋色コーデ。

 

 

未練がましく、

秋の終わりを堪能して。

 

 

 

GARDENS nagoya おはなのおけいこ

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■ 月謝¥5,000(花代含む)※欠席の場合、返金不可
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おはなのおけいこ n゜30

 

・・・・・・・・・・・・・・・ゆり子ロス。

 

 

展示場の仕事が終わって、虚脱感たるや。

 

 

 

お休みいただいてた、おはなのおけいこ再開。

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シュウメイギク(秋明菊)を活けて。

 

床の間に、飾れるような、お花を教わって。

 

おはなの本数が少なければ少ないほど、ムズかしい。

 

そりゃそうだ。

最小本数で、カタチを構成しなきゃいけないのだから。

 

 

 

シュウメイギクの、

真っ白で、

うつむきがちで、控えめな微笑み・・・・・・・・・・・・・・・。

 

 

ゆり子の、笑顔みたいだ・・・・・・・・・・・・。

 

 

未練、儚く。

秋の空。

 

 

 

GARDENS nagoya おはなのおけいこ

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おはなのおけいこ n゜29

 

夏が終わるというのに。

 

未練がましい暑さを感じて。

 

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萩(はぎ)の花を活けて。

 

草冠に、秋。

 

万葉集にも歌われる、秋を代表する花。

 

いにしえの人は、秋には、萩の花見をしたそうで。

 

春の桜と同様に、

秋には、萩の花を愛でて。

 

 

散り際。

桜は、舞う。

 

萩は、こぼれる。

そう、言います。

 

 

こぼれる秋。

先取りの季節感が、おしゃれです。

そんな生け花。

 

 

 

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そんな、レディになってほしくて。

 

 

ウチの娘。

小学校5年生。

 

 

もう、夏休みも終わり。

おはなのおけいこに、付いて来て。

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ばばあの、猛特訓。

ウチの娘。

わかったような顔して、フンフンうなずいて。

 

 

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ウチの娘。

小学校5年生。

 

 

男子に告白されて。

 

「ご趣味はなんですか?」って聞かれたら、

「お花を、少々、たしんなでおります」

 

そう言えと、教えてます。

 

 

 

そんな、レディになってほしくて。

 

 

 

 

 

ウチの娘。

ハナクソほじって聞いてます。

 

 

おはなのおけいこ n゜28

 

あつい。あつい。

 

おけいこの前に、

ばばあが、冷たいお茶を点ててくれて。

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さかい先生と、お茶を頂いて。

「ケッコウなお点前でー」

知った顔して、お茶を頂いて。

 

ちょっと、涼を感じて、

お花を活けて。

 

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夏っぽく。

暑さ感じるカラーリング。

多動的なフォルム。

 

 

あつい。あつい。

 

ばばあが、あつい。

 

 

 

 

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おはなのおけいこ n゜27

 

雨。

 

いにしえより、
雨を喜ぶ言葉は数多く。

 

たとえば、

「慈雨」。 とか、「瑞雨」。

 

 

生物にとって、水は必要不可欠。

だから、
ありがたく、ありがたく、感謝して。

 

 

 

とはいえ、

全国各地に被害をもたらした豪雨。

自然の容赦無さに、恐れおののき、恐怖して。

 

 

雨のもつ、

優しさと、怖さ。

 

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光と影。

ときに、優しく。

ときに、怖く。

 

 

自然は、いつも、そう。

優しいだけではなく、ときに理不尽な仕打ちをすることも。

 

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だけど、

自然の、優しさときたら。

理不尽なまでに、愛情いっぱいで。

 

 

 

日本全国各地の豪雨の被害を、心配して。

 

 

おはなのおけいこ n゜26

 

梅雨。

 

紫陽花の花弁をしたたる雨しずくが、

湿度の高い美しさを秘め。

 

うるおいは、花の色を艶やかせ。

 

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82歳の先生も、

紫陽花に負けじと、精力的に活けて。

 

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大鉢に水を張って、

池のほとりに、咲き乱れる紫陽花を表現して。

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水面に映る、紫陽花の花。

とても情緒的な、風致的な表情で。

 

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左)ビヨウヤナギ・ホタルブクロ・シモツケ・タカノハススキ

右)イタヤモミジ・アジサイ・ユリ

 

どれも、

湿潤な美しさを感じる、お花。

 

6月。

植物の美しさが、ひときわ輝く時期。

 

 

おんとし、ハチジュウニー。

こないだ、お誕生日会。

 

だれのか?

ばばあの。

なんと82歳。

 

いけばなの先生。

ぼくらの、師匠。

ぼくら、弟子が、先生の誕生日を祝う会。

 

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名古屋市千種区、「松楓閣」さん。

覚王山にある、高級老舗料亭。

 

ちょっと前、酔っ払った勢いで、

「料亭で誕生日会やろうぜー」なんて言ったら、実現しちゃって。

 

 

さすが、ばばあ。

「松楓閣」なら、すぐに予約を取れるなんていうもんだから。

弟子たち、料亭なんて行ったことないもんだから。

いこまい。いこまい。盛り上がっちゃって。

 

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「おんとし、ハチジュウニー」なんて、ピースして。

うちのサカイ先生撮影。

左から、主役のばばあ、ぼく、建築設計士のふじい先生。

弟子3人引き連れて、お誕生日会。

 

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お料理も当然ながら、美味しい。

お庭も素敵で。

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古い建物は、大正時代なんだとか。

先の大戦の空襲を免れたのだとか。

 

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食事のあと、

ばばあの口利きで、建物内の見学させていただいて。

建築家先生たち、いろいろ感心するところもあり。

建築家先生の話しを聞いて、ぼくも感心するところもあり。

 

 

 

歴史に触れる。建築に触れる。

そんな、面白い一日。

ばばあの82年の歴史にも感服して。

 

 

おめでとう。山田花翠先生。

 

 

先生。

また、来年。

生きてたら。