普段、
ばばあ扱いしてるけど。
おけいことなると、先生と生徒。
40歳も過ぎると、人に叱れることが少なくなるせいか。
叱られて、心地よく感じる始末。
今日も今日とて、叱れて。
秋の気配のする花材。
ヨウシュヤマゴボウ、ケイトウ、キク、ミズヒキ。
先生は、
自然の在るがままの姿で生けなさいと、おっしゃいっます。
花の、葉の、
向きたい向きに生けるのが、自然で美しいとおっしゃいます。
だから、
生ける方の都合で、花を挿したときは、必ず叱られます。
我侭に、器に挿してるだけだと、叱られます。
まるで、生けてないと。
人為的な不自然さは、美しくありません。
作為なく、作る。
これが、本当に難しい。
たとえば、
造園においてでも。
雑木林風のナチュラル・ガーデン。
当然、作り物なんですが、いかに作った感を見せないか。
当然、作り物なんですが、いかに自然の在るがままに近づけるか。
作為なく、造る。
これが難しい。
話戻って、生け花。
小さな空間で、より自然を表現するか。
作為なく、生けるか。
秋色アジサイ、リンドウ、ススキ。
夏が名残惜しそうな、秋の草花。
先生が手直しすると、いかにも野の花になります。
向き、高さ、位置。ちょっとしたことですが。
毎度、毎度、手直しされて叱られます。
80過ぎのばばあに。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・イケナイ。
GARDENS nagoya おはなのおけいこ
■ 毎月第2、4木曜日(月2回)
■ 午前11時ごろより1時間半程度
■ 月謝¥5,000(花代含む)※欠席の場合、返金不可
■ 山田花翠先生 (花野会創師:創流1981年)
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