カテゴリー別アーカイブ: おはなのおけいこ

おはなのおけいこ n゜16

普段、

ばばあ扱いしてるけど。

おけいことなると、先生と生徒。

 

 

 

40歳も過ぎると、人に叱れることが少なくなるせいか。

叱られて、心地よく感じる始末。

今日も今日とて、叱れて。

 

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秋の気配のする花材。

ヨウシュヤマゴボウ、ケイトウ、キク、ミズヒキ。

 

 

先生は、

自然の在るがままの姿で生けなさいと、おっしゃいっます。

 

花の、葉の、

向きたい向きに生けるのが、自然で美しいとおっしゃいます。

 

だから、

生ける方の都合で、花を挿したときは、必ず叱られます。

我侭に、器に挿してるだけだと、叱られます。

まるで、生けてないと。

 

 

人為的な不自然さは、美しくありません。

 

 

作為なく、作る。

 

これが、本当に難しい。

 

 

 

たとえば、

造園においてでも。

雑木林風のナチュラル・ガーデン。

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当然、作り物なんですが、いかに作った感を見せないか。

当然、作り物なんですが、いかに自然の在るがままに近づけるか。

作為なく、造る。

これが難しい。

 

 

 

話戻って、生け花。

小さな空間で、より自然を表現するか。

作為なく、生けるか。

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秋色アジサイ、リンドウ、ススキ。

夏が名残惜しそうな、秋の草花。

先生が手直しすると、いかにも野の花になります。

向き、高さ、位置。ちょっとしたことですが。

 

 

 

毎度、毎度、手直しされて叱られます。

80過ぎのばばあに。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・イケナイ。

 

 

 

 

GARDENS nagoya おはなのおけいこ

■ 毎月第2、4木曜日(月2回)
■ 午前11時ごろより1時間半程度
■ 月謝¥5,000(花代含む)※欠席の場合、返金不可
■ 山田花翠先生 (花野会創師:創流1981年)
■ お問い合わせ 052-739-7173 窓口:由井(ゆい)
■ 見学無料  お気軽にお問い合わせください

おはなのおけいこ n゜15

先日の「おはなあそび」。

うちのムスメも参加して。

事務所へ向かう行きしなに。

道中の山道で、野辺に咲く百合を見つけて。

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高砂百合。

晩夏の青々とした草むらに真っ白な百合。

山道の脇に車を止めて、ムスメとハサミを持って採取して。

ムスメに、夏の終わりを告げるお花だよ、なんてお話ししながら。

 

 

 

夏休みの終わりに、ムスメが採ったお花。

ばばあが活けると、こんなん。

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さっきまで、野に咲いてた花。

真っ白な花弁に、黒いアリが這ってます。

 

 

お花屋さんで買った、華美で華麗なユリではないけれど。

素朴で純真な、綺麗さがあります。

夏の終わりにふさわしいお花です。

 

 

 

チビも、「すげー」。

ぼくらも、「すげー」。

 

夏休みも、もう、終わり・・・・・・・・・・・・。

 

 

 

GARDENS nagoya おはなのおけいこ

■ 毎月第2、4木曜日(月2回)
■ 午前11時ごろより1時間半程度
■ 月謝¥5,000(花代含む)※欠席の場合、返金不可
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■ お問い合わせ 052-739-7173 窓口:由井(ゆい)
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来年も。乞うご期待。

ちびっこ向け企画。

「おはなあそび」開催。

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こどもたちが、思い思いに。

お花を生けて。

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おはなって意外とムズかしい。

色、カタチ、配置。

ちゃんと計算して配置しないと形にならない。

 

 

今回は、堅苦しいコト抜き。

こどもたちのインスピレーションで活けて。

 

 

植物の、お花の。

色の鮮やかさ、フォルムの綺麗さを感じて欲しい。

こどもたちに。

そんな、美を感じる楽しさを。

そんなイベントで。

 

 

チビたち、大喜び。

ばばあも、大喜び。

 

 

チビたちの色使い。配置の発想。

ぼくらも、ハッとさせらることこあったりで。

 

 

 

チビたち、親世代、じじばば。

お花を通じて、ワイワイと。

ボーダレスで楽しいです。

ボランティア的な感じじゃなく、オシャレに、フラットに。

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ばばあが生きてれば。

来年も開催します。乞うご期待。

 

 

告知

 

 

ちびっこ向け企画。

「おはなあそび」開催。

 

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昨年に続き第2回目。

 

 

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いけばなの先生も迎えて、

お花で遊びます。

夏休み最後の週末。

遊びに来てください。

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日時 8月26日(土) 14:00~

場所 GARDENS  T’s lab 事務所

参加費 500円

 

定員に限りがありますので完全予約制とさせていただきます。

ご予約はコチラまで。office@tslab.jp

 

 

 

おはなのおけいこ n゜14

ただいま盛夏、真っ只中。

あちーあちー言いながら、おはなのおけいこ。

ばばあも、あちーあちー言って。

 

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あちーあちー言ってても涼しくならないので。

夏を感じながら、お花をいけて。

いっそのこと夏を感じて。

 

 

GARDENS nagoya おはなのおけいこ

■ 毎月第2、4木曜日(月2回)
■ 午前11時ごろより1時間半程度
■ 月謝¥5,000(花代含む)※欠席の場合、返金不可
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■ お問い合わせ 052-739-7173 窓口:由井(ゆい)
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おはなのおけいこ n゜13

時のまにまに、

季節は過ぎて行き。

 

いつのまにか文月。

空梅雨の水無月に、未練を残し。

 

紫陽花を活けます。

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もう、紫陽花も終わり。

季節の移ろいに、儚さを覚え。

夢のまにまに、夏を向かえて。

 

 

 

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おはなのおけいこ n゜12

空梅雨。

 

今年の梅雨は、
本当に雨が少なくて。

 

雨がないと、
それはそれで雨を恋しがり。

 

お天道様を、恨めしく思うものです。
人間様の勝手なんでしょうが。

 

 

雨を恋しがり、紫陽花を活けて。

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紫陽花には、雨が似合います。

しっとりと水を含んで、花弁をしたたる雨しずく。

そんな、雨の風景を、恋しがり。

 

 

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おはなのおけいこ n゜11

ばばあ直伝。

チラ見せの極意。

 

 

大輪の芍薬の花。

スモークスリーの花で、ベールを被せて。

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美しさを、大ぴらに見せつけるのではなく、

ちょっと、煙に巻くのが美しいのだとか。

 

 

 

んで。

もういっちょ。

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季節の花、風鈴草。 カンパニュラ。

かごの中に、ギュッと詰めて。

そして、ふんわりとレースフラワーを。

まさに、レースを被せるように。

 

 

やっぱり、お花の肝心なトコはレースで覆って。

やっぱり、めしべはレースで覆って。

 

 

 

 

美しさを遠慮する。

見せないエロス。

 

チラ見せ極意。

 

 

81歳のばばより、伝授。

 

 

あざーす。

 

 

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おはなのおけいこ  n゜11

近頃。

暑くて。

夏日になる日も、ちらほら。

 

 

そんなこんなで、まずは洋花でおけいこ。

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暦のうえでは、初夏。

先取りの季節感を表現したいモノです。

 

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花材:オオデマリ、レースフラワー、ギボウシ、フトイ

 

ガラスの器に活けて。

泡が溢れるような清涼感を表現して。

ホワイトとグリーンの、爽やかなツートンカラー。

 

 

 

 

 

もう、いっちょ。

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花材:イタヤモミジ、デルフィニウム、レースフラワー

 

晴天の空みたいな、デルフィニウムの青。

青空の下の、モミジの新緑。

 

そんな・・・・・・・・・・・・・、

初夏をイメージさせる、カラーリング。

 

 

 

ばばあの感性に。脱帽です。

 

 

 

 

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おはなのおけいこ n゜10

 

「御衣黄」。

「ギョイコウ」なんて、読むらしく。

桜の一種。

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ライムグリーンの花の色。

昔の貴族の衣服。

高貴な色の「萌黄色」に似ていることからのネーミングなんだとか。

そんな珍しい桜の樹。ばばあんちの庭に生えてて。

その枝を、惜しげもなく拝借して。

そんな、花題でおけいこ。

 

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格式高いお花なんで、通常、こんなラフな活け方はしないかも。

型破りな、ばばあ。

いろいろハミ出ます。

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バラと合わせたり。

椿と合わせたり。

 

 

 

一年前の、この時期。

店先にいた見知らぬぼくを、

「庭の珍しい桜を見においで」と誘ってくれた、ばばあ。

この桜のおかげで、ばばあと友達になることができました。

ぼくにとっては、大切なお花なんです。

 

 

そんなことを思いながらの、おけいこ。

 

 

 

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