炎天下のサイレントムービー

6月3日は、
親父の命日で。

 

もう、16回忌。

 

先日の日曜日に、
子どもたちを連れて、お墓参り。

 

お盆や、彼岸でない、この日は、
当然のことながら、墓地に人の気配は無く。

 

 

6月初めとしては異例な、
30℃を越す記録的な暑さ。

 

 

夏ような暑さを感じながらも、
なんだか、寂しくなるような違和感が。

 

蝉の鳴き声が無いからです。

 

炎天下の中にあるのに、
物音のない静寂に包まれる違和感。

 

 

 

 

 

もう、
15年も前のこと。

 

徐々に、父の記憶も曖昧に。

 

子どものころ、
よく怒鳴られた記憶はあるんですが、
父の声が思い出せません。

 

薄くなりつつある記憶の中、
サイレントムービーのような、悲しさがあります。

 

 

 

チャップリンの「モダン・タイムス」。
大好きです・・・・・・・・・・・・・。

 

喜劇の中に、悲哀を感じます。