今日、
愛知県では大気が不安定で、
雨が降ったり、晴れ間がみえたり。
お昼過ぎに、帰る途中、
それは、大きな、大きな、入道雲をみた。
昨日の、関東で発生した竜巻の事故を想うと心痛むのだが、
積乱雲の雄大さに、心惹かれた。
近頃は入道雲なんて言い方はしないのかなと、思いながら、
小学4年生の長男の、国語の教科書にあった詩を思い出した。
「忘れもの」 高田敏子
入道雲にのって
夏休みはいってしまった
「サヨナラ」のかわりに
素晴らしい夕立をふりまいて
けさ 空はまっさお
木々の葉の一枚一枚が
あたらしい光とあいさつをかわしてる
だがキミ!夏休みよ
もう一度 もどってこないかな
忘れものをとりにさ
迷子のセミ
さびしそうな麦わら帽子
それから ぼくの耳に
くっついて離れない波の音
子どもの教科書の詩に心打たれ、
夏の終わりの実感をした、今日。