桜散った夜

 

スポーツって。

勝った負けたじゃないような気がする。

 

ラグビーW杯で、桜散り。

 

桜、負かした、
南アフリカの国を想う。

 

ちょいと、
教科書のおさらい。

south-africa

 

 

 

 

 

中世のころから、欧州諸国から支配的な関係を迫られ。

1910年には、イギリス自治領の南アフリカ連邦が設立。

少数白人が、強権的に有色人種を支配する政治体制が確立。

 

 

その後、

白人が、非白人を隔離する人種差別政策。

アパルトヘイト政策が国際問題となって。

shutterstock_1025296399-1-e1540621924993

 

 

 

 

ハナシ逸れて、

みんな大好き、アメリカ合衆国。

 

 

メキシコ系アメリカ人の、

『シクスト・ロドリゲス』

 

1968年にアメリカでアルバムデビューするも、

商業的に大失敗。

誰の記憶にも残らず、跡形もなく消え去る。

 

しかし、

その音源は、遠く海を渡り、

南アフリカの地で、反アパルトヘイトとしての革命曲として歌われ続け。

 

 

南アフリカにおいては、

ストーンズよりも、

ディランよりも、

有名なアーティストで。

 

こんな曲も、

ぼく、大好きで。

 

 

ノーベル文学賞受賞の

ボブ・ディランよりも、誌的な感じがします。

 

 

 

メキシカン排斥の彼にも聴いてほしい。

 

Republican presidential candidate Trump gestures and declares "You're fired!" at a rally in Manchester

 

 

 

 

そして、

そんな彼にも、ラグビーW杯を観てほしい。

 

いろんな人種がスクラム組んで。

試合の後は、ノーサイド。

 

 

白人は、有色人種のことを知り。

アメリカは、隣国を許し。

イギリスは、隣国を信じ。

日本も、隣国を愛し。

そのまた、逆も然り。

 

 

One Team。

One Earth。

 

それでは、ダメなんでしょうか?

そんな、桜散った夜。