スポーツって。
勝った負けたじゃないような気がする。
ラグビーW杯で、桜散り。
桜、負かした、
南アフリカの国を想う。
ちょいと、
教科書のおさらい。
中世のころから、欧州諸国から支配的な関係を迫られ。
1910年には、イギリス自治領の南アフリカ連邦が設立。
少数白人が、強権的に有色人種を支配する政治体制が確立。
その後、
白人が、非白人を隔離する人種差別政策。
アパルトヘイト政策が国際問題となって。
ハナシ逸れて、
みんな大好き、アメリカ合衆国。
メキシコ系アメリカ人の、
『シクスト・ロドリゲス』
1968年にアメリカでアルバムデビューするも、
商業的に大失敗。
誰の記憶にも残らず、跡形もなく消え去る。
しかし、
その音源は、遠く海を渡り、
南アフリカの地で、反アパルトヘイトとしての革命曲として歌われ続け。
南アフリカにおいては、
ストーンズよりも、
ディランよりも、
有名なアーティストで。
こんな曲も、
ぼく、大好きで。
ノーベル文学賞受賞の
ボブ・ディランよりも、誌的な感じがします。
メキシカン排斥の彼にも聴いてほしい。
そして、
そんな彼にも、ラグビーW杯を観てほしい。
いろんな人種がスクラム組んで。
試合の後は、ノーサイド。
白人は、有色人種のことを知り。
アメリカは、隣国を許し。
イギリスは、隣国を信じ。
日本も、隣国を愛し。
そのまた、逆も然り。
One Team。
One Earth。
それでは、ダメなんでしょうか?
そんな、桜散った夜。