木枯らし 晩秋。 日に日に、気温は下がり。 庭木の葉も、 日に日に、地に落とし。 移り行く時のまにまに、 落ち葉で、飛び石も隠れて。 夕暮れ時。 落ち葉掃きをしなくてはと思いつつ、パリパリと乾いた落ち葉を踏みしめて。 園路に、とぼとぼと歩を進め。 木枯らしの寒さに、ほうきを持つ手が、 冷え冷えと、かじかんで。 また明日、また明日。 手を揉み、玄関に足早に向かって。 うすうすと、冬の気配を感じながら。 バックナンバーはこちら↓↓↓カテゴリーから「ゆいさんちのおにわ。」をご覧下さい。