お盆が近くなってきました。
盆には、「地獄の釜の蓋も開く」そうで・・・・・・・・。
地獄の鬼や、閻魔さまも、この時期には「薮入り」という夏季休暇を取られるみたいで。
地獄の釜の蓋が開いて、地獄に落ちた亡者は、現世に戻ってきたり、こなかったり・・・・・・。
そんなこんなで、
地獄に落ちたかもしれない御先祖さまを供養し弔う行事みたいです。
キュウリとナスに足をつけて精霊馬。
御先祖様の魂をのせて、速く現世に帰るキュウリの馬を。
盆が終わり、ゆっくりと地獄に戻るようにナスの牛を。
ぼくの住む、東濃地区では、
陶磁器のやきものが盛んで。
この地区では、お盆時期には、一斉にやきものの窯の火を止めるんです。
御先祖さまのために、
土を焼く、焔を止めるそうで・・・・・。
一年365日の内、お盆のあいだのほんの数日間、
罪を犯したご先祖様は、地獄の業火から逃れるために、精霊馬に乗って帰ってくるんです。
盆と正月以外には、業火で身を焼かれ、のたうつ苦しさを、ずっと味わうそうで・・・・・・。
こんな責め苦を受けるほどの罪って、なんなんでしょうか?
もてなしてあげましょう。
御先祖さまを・・・・・・・・。
OBO・ん・・・色っぽい