夏も、お盆を過ぎると、
晩夏の気配が、かすかに感じられる。
野辺に咲く百合の花をみたり。
野辺に飛ぶ赤とんぼをみたり。
とはいえ、
日中は、まだまだ気づかない。
この殺人的な暑さだ。
でも、
日が沈み、夜になると、
明らかに、2週間前とは気配が違う。
それは・・・・・・・・、
耳を澄ますと、虫の音が聞こえるからだ。
虫の音に混じった、風鈴の音が、
晩夏の悲しさを感じる。
もう、7時になると、辺りは日が暮れ暗くなっている。
2週間前は明るかったのにと思い、
縁側で、ウィスキーの水割りをの飲んじゃったりして。
こんなの聞きながら。
両曲とも、Summertime。
悲しい夏の時間です。