おはなのおけいこ。
先生に教えを請うて、丸4年。
先生から、段階を踏んで教えていただいて。
最初は、当然、基本構成から。
そして、徐々に生け方を教えて頂いて。
簡単そうに見えるが、なかなかそうでもなく。
花を活ける手が止まりながら、教えて頂いて。
花の表情、向き、色、フォルム、立体感、奥行き。
それらを感じて、生けるのが難しくて。
試行錯誤の、4年間。
生け花の奥深さを感じての、4年間。
今回、ちょっとだけ、生け花の真髄を教えて頂いて。
こちらの生け花。
生けた花の本数は、5本。
要は、最小本数で、きっちり魅せる技術。
こちらも、侘助椿の花と、葉枝を、4本のみで構成。
写真映えがしなくてアレですが。
本当に、無駄がない美しさ。
だからこそ、本当に技術がいる難しさ。
常々。
先生、おっしゃいます。
「生け花は、フラワーアレンジとは違う。
お花をたくさん使って、お花代を頂くのとは違う。
少ない花を活けて、技術のお代を頂くのが、生け花だ」と。
最小本数の花で魅せる技術。
無駄のない美。
引き算の美。
フラワーアレンジとは異なる技術。
これぞ、生け花の核心だと思います。
今年最後の、おはなのおけいこ。
来年からは、生け花の核心を、ちょっとずつ教えて頂けるようになりたい所存です。